毎日1本ずつ発信しているのに、どれが見つけてもらえているのか、数えたことはあるだろうか。
実はこれは、私たちの会社の「読みもの」で数えたことである。10月3日時点で29本。2026年9月6日から10月3日の28日間で、検索に表示された記事は11本、表示は合計40回、クリックは0だった(Search Consoleの実測)。
結論を先に言う。 - 発信は、本数ではなく「1本あたり」で比べる。 - 読み手が調べる言葉を題に入れた記事は、検索に出やすい傾向が見えた。 - ただし40回では、偶然の揺れを排除できない。
3本で55%、1本あたりでは約10倍
29本の内訳は、社内で起きたことを記録した26本と、検索される言葉を意識して題を付けた3本である。
- 検索される言葉で書いた3本:合計22回(表示の55%)
- 記録型26本:表示があったのは8本で、合計18回。残る18本は0回
合計では22回と18回で、差は4回にしか見えない。本数で割ると、約7.3回と約0.7回になる。数え方を1つ変えるだけで、読み取れる向きがほぼ逆になった。
人の職場なら、こう読み替えられる
たとえばSNSのリール制作。社内で面白かった出来事の記録と、「お客様が実際に検索する悩み」への答えでは、見つけてもらえる確率が違うかもしれない。
つまり、ポイントは「自分たちが書きたいこと」と「相手が調べる言葉」のずれを、数字で見ることだ。ただし今回は、まだ確かなことが少ない。
- クリックは記事ページで0である。読まれたかは分からない。
- 検索語の内訳は取れていない。「言葉を合わせたから出た」という因果は、確認できていない。
- 3本は他社でも起きる作業上の問題が題材で、言葉の違いか題材の違いかは、分けられていない。
次の7日間も、同じ方法で数える。記録型26本のうち1本でも表示が増えるか、検索される言葉で書いた3本が増えるか、ほぼ変わらないか。数字が小さいうちは、数え方を変えずに積む。表示が増えても、読まれたことが確認できるまでは、効いたとは書かない。
自社で確かめる3つの問い
- 発信の成果を、合計ではなく1本あたりで見ていますか。
- 発信の題は、相手が実際に調べる言葉と合っていますか。
- 「表示された」と「読まれた」を、別々に数えていますか。
AI診断で、2つ以上「いいえ」なら、発信の数え方を見直す余地があるかもしれない。あくまで目安であり、実証された基準ではない。


